ぐだぐだの日日

特に何のポリシーもなく、思いつきで始めました。 普段、漠然と考えていることを、根拠もなく無責任にテキトーに、ぐだぐだと書いています。なので、ご意見ご批判などは受け付けていませんのでご容赦のほどを(^^;)

日本人と宗教と合理性

また、宗教の話ですが・・・日本では、宗教の話はタブーとされていますよね(^^;)

 例えば、僕がPTAとかの会合に行くって言うと、うちの奥さんは「いい!自慢話と宗教と学歴の話はしちゃダメだよ。」とか言うのですが・・・僕は「あまのじゃく」なので「嫌だ、全員の宗派と学歴を聞いてくる!」って言って出て行きます(^^;)

 ただ、実際に行くと「あなたは神を信じますか?」とか聞く勇気もなく・・・かといって、する自慢話もないので・・・結局、いいつけ通りになって、いつも悔しい思いをしています(^^;)

 ところで、なぜ宗教話はタブーなのか?世界をみれば、宗教を信じているのは当たり前で、そのことにほとんどの人は誇りを持っているみたいです。例えばフェースブックのプロフにも宗教信仰欄ありますよね(^^;)

 これは僕の個人的意見ですが・・・たぶんほとんどの日本人は本当の心の底では・・・神様の存在を信じていないのではないかと思っています。と言うのも日本人は世界の中でも類をみない合理主義者というか現実主義者だと思うからです。

 一例を挙げると、太平洋戦争でアメリカに「空襲」と言う名の大量虐殺をされて、原爆まで落とされて(まさに鬼畜米英)・・・戦後、こんなにアメリカ大好でいられるのは「過去の恨み」より「今の生活」を選ぶ現実主義的な選択ができる国民であるからなのではないでしょうか?これが日本人の世界に誇れる特性であり、発展の原動力だと思います。

 だから神様を信じるという非合理的非論理的な思考が理解できないのだと思います。そして、潜在的に神様を信じる人に対しての畏れがあるのだと・・・だから宗教と聞くと胡散臭く思えて、かかわりたくない人が多いのだと思います。

 ところが、これには一つ問題があって・・・僕は実は日本史はあまり好きではなく、受験も世界史選択だったのですが、(なんかそっちの方がかっこいい感じがして)

 でも東アジア以外の世界史は宗教を中心に動いているような気がして、常に宗教問題がついて回ると思うんです(-_-)

 これは、現在の世界情勢も同じで、宗教について考えるのを避ける傾向にあることが、日本人に国際感覚がないと言われる一因になっているのではと・・・個人的に思っています(^^;)

 ちなみに日本では、「八百万の神」といい、トイレにまで神様がいますが、これもどこにも神様なんていないと知りながら神様を利用して「子供のしつけ」をしたり、大きく言えば「社会の秩序」を保つための日本人的な合理主義の現れだと思います。

 また、キリスト教徒でもない人が平気でクリスマスやバレンタインを楽しむのを、何の違和感もなく許せる雰囲気があるのは極めて合理主義的で・・・僕は好きです(^^;)