ちょっと前の話ですけど・・・
タレントのローラさんが、沖縄の辺野古の埋め立て反対の署名をSNSで呼びかけて、ちょっとした話題になりましたよね。
前からローラさんは、きれいな人だなって思っていたから、ちょっと気になってたんです(^-^;
賛否両論でしょうが、賛の意見は、やっぱりどこか面白くなく、怖い顔して攻撃している人の意見の方がいろいろと考えさせられます。
否の意見は、大きく言って二つでしょうか。
「タレントが政治的発言をするな。」
「勉強してから発言しろ。」(これはおバカタレントキャラの影響もあるかな)
ってところでしょうか。
「タレントが政治的発言をしてはいけないのか?」まあ、今回は、それほど問題のある発言ではないと思いますが・・・
僕が社会人になったばかりの頃、先輩から教わったのは、「営業の際に政治的な話と宗教の話はしないこと。」
もちろん、僕もそうですが、古いタイプの営業のスタイルでは、お客さんと一、二時間、世間話をすることは普通にあります。
なので、当然、政治の話もします。
でも、相手の政治思想にふれるようなことはせずに、偏った話は避けて、相手を見ながら話します。
民主主義の世の中なので、何を言ってもかまわないし、ネトウヨさんと言っても所詮、人口の2%程度だと思うので、あとは自分の損得勘定で、どこまでしゃべるかを判断すればよいだけの事かなと思います(^^;)
「勉強しないと、発言してはいけないのか?」と言うと、難しいところがあります。
勉強しなくても大臣になれるこの国で、国民が政治の話をするのに勉強しなければいけないのか?
僕も沖縄には行ったこともないし、沖縄の基地問題も勉強したことないから、喋っちゃいけないのかな(^-^;
まあ、ローラさんがらみでなければ、それほど興味もないのですが、勉強してない時は、今ある知識で推測するしかないですよね。
結局、勉強してもやり方が間違っていれば、あまり意味がないような気もします。
安全保障上、本当に沖縄に海兵隊基地が必要なのか?
結局、みんな勝手に思い込んでいるけど、常識は、そういうことにしておきたい誰かによって作られている可能性もあります。
なぜ沖縄に基地が多いのか?
アメリカは、世界平和のために日本にいるわけでもなく、素直に考えると自国の覇権の維持のためでしょう。
日本は、戦後、防衛にかけるお金を最小限にして心おきなく、経済発展に専念するために、アメリカを用心棒として、その代わり、基地の費用を負担してきたのでしょう。
お互いの利益が合致した結果が日米安保と言う気がします。
なので、たぶん、条約や同盟なんて案外、もろいものかもしれません。
沖縄に基地が多いのは、たぶんそんなに意味はないと思います。太平洋戦争に負けてから日本中に基地がおかれ、占領政策の終わりともに整理再編された訳ですが、沖縄だけ占領期間が長かったからだけと思います。(一時的に台湾防衛とベトナム戦争の影響はあったと思いますが)
もし地政学的なことを言うのなら冷戦時代は、北海道に海兵隊基地が必要だったはずです。
でも、大陸間弾道核ミサイルを持つソ連と海兵隊が、局地戦を行えば、世界大戦になってしまったでしょう。
では、今の状況を考えると、同じように中国は、強大な軍事力を持っていて、たかだか数万の海兵隊が沖縄から世界大戦のリスクを取ってまで中国に侵攻する事態なんてあり得るのかな?って思います。
現在、ロシアや中国と局地戦をやる事態よりも朝鮮半島有事で部隊を展開する可能性が高いので、本当は、北九州地域に部隊を配置するのが合理的でしょう(^-^;素人考えでは(^_^;)
でも、ぶっちゃけ、ほとんどの日本人からみると、沖縄が基地を受け入れてくれていた方が楽な訳です(^-^;
アメリカも日本であれば、駐留費用を負担してくれる訳で、リゾート気分の沖縄から、わざわざ出て行く必要もないわけです。
そもそも、海兵隊は、常時、輸送船等で世界中に展開している訳で、沖縄県内移転にそこまでこだわる合理性もあるのかな?って気もします(^-^;
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