ぐだぐだの日日

特に何のポリシーもなく、思いつきで始めました。 普段、漠然と考えていることを、根拠もなく無責任にテキトーに、ぐだぐだと書いています。なので、ご意見ご批判などは受け付けていませんのでご容赦のほどを(^^;)

お酒に弱い日本人

NHKの「マッサン」話のさらなる続き・・・

 ヒロインの子については、正直、最初に見た時には「う〜ん、他にいなかったのかな?」と思ったのですが・・・やはり、金髪ときたら、美人と言う言葉がセットですから(^^;;

 でも観ていると、意外とかわいくて、ユーモラスな笑顔を時折り見せて、なかなかいいですね(^ ^)
さて、前回の続きで・・・「なぜ、僕はお酒に弱いのか?」と言う疑問ですが、これは「日本人とは何者か?」と言う話に繋がります(^^;;

 実は僕がお酒に弱い責任は、ある一人の遠いご先祖様にあります。遠いと言ってもほんの3万年くらい前ですが、たぶん、もうお亡くなりになっていると思いますので文句も言えません(- -;)・・・場所は中国南部と言われていますが、突然変異によって悪酔いの原因のアセトアルデヒドを分解できない人が産まれた訳ですが・・・まあ、酒が飲めなくても死なないので・・・その人の遺伝子は絶えることもなく、脈々と今につながるのです(^^;;

 なので、酒に弱いのは、ほぼ東アジア人なんです(^^;;ホモサピエンス20万年の歴史の中で他に例がないって事は・・・かなり特殊な変異だったと言うことですよね(-_-)

 一方で・・・なぜ、その遺伝子を持つ人が日本に多いのか?現生人類は発祥の地であるアフリカを約6万年前に飛び出して世界中に拡散していったのですが・・・氷河期で海水面が下った時に最初の人が日本に到達したのが約4万年前と言われています。

 もちろん、4万年前にいっぺんに来たわけではなく、何万年の間にいろんなルートから来た人が日本に住み着き、それが縄文人になっていったようです。やがて海水面も上がり、日本列島も孤立化していったので、どうも縄文人は酒に強いままだった様です。

 次の変化が二千数百年前から、これも断続的に大陸や半島から海を渡ってきた渡来系弥生人で、彼らは先住民族である縄文人に取って変わるのですが・・・この経緯は、実はよく分かっていません。

 多くの学者さんは平和的に緩やかに混血していったと言います。狩猟採集民族と農耕民族の人口増加率の違いが勢力の違いになったとの説もあります。ただ、人間に幻想を持てない僕としては・・・優れた技術を持った弥生人が武力で制圧していったのだと思います。男は殺されるか奴隷で、女はレイプされて混血が進んだのでは?世界の歴史の中ではこれが当たり前で、この地域だけ平和主義者ばかりだったと言うのは、ちょっとピンと来ません(^^;;・・・ともかくも、この混血の課程で日本に下戸遺伝子が持ち込まれた様です(>_<)

 ちなみに日本人は全国平均で飲める人が60%、弱いけど飲める人が35%、飲めない人が5%位と言われています。僕はたぶん、弱いけど飲めるタイプですね(^^;;

 しかし・・・これはあくまで全国平均で、地域差があります。一番、飲める人が多いのは秋田県で76%位、僕の住む愛知県は41%位です。この違いが「日本人」とは?と言う話に繋がるのですが・・・続きは次回に(^^;)